夏休み中のお子さんをコンピューターゲームから遠ざけ、脳の発育にも役立ち生産性のある活動を行っていただきたいという思いをこめて、8月にThinkBuzanでは16歳以下を対象としたマインドマップのコンテストを開催しました。
私達はiMindMap Mobile ProがインストールされたiPod Touchを得るためにどのような工夫や改善が必要なのかという質問を送ってくれた一人の若いマインドマッパーに興味を惹かれました。学ぶことへの熱意そしてその過程での成長と進化にとても感銘を受けた私達はさらに彼のことを知りたくなり彼についてブログの記事を作成しました。
12歳のフィル君と母親のマーガレットさんとコンタクトを取り、今回フィル君がマインドマップをはじめようとしたきっかけを教えていただきました。マーガレットさんは夏休みの間にフィル君が楽しめて、テレビとゲーム以外でお金の掛からない活動をインターネットで探している過程でThinkBuzanのブログでマインドマップのコンテストを知ったそうです。
フィル君は学校で多少マインドマップを習ったことはあったそうですが、学校で使用されていたソフトウェアに興味がもてずその後ほとんどマインドマップからは離れていたそうです。フリー版のiMindMap Basicをダウンロードしてからフィル君はコンテストに大きな興味を持ちました。iMindMapのビデオチュートリアルなど無償で提供されているリソースをフル活用したフィル君によると「iMindMap YouTubeの2分間チュートリアルを見たら、ソフトウェアの使い方のほとんどを把握でき、使い方が簡単なのですぐにマインドマップを始めることができた!」そうです。
iMindMap Basicをすぐに使い始めたフィル君は最初に作成したいつくかのマインドマップをコンテスト開始から数日のうちに送ってくれました。最初のマップは車での移動中に退屈しない方法をまとめたマップでした。
ブランチの作りからフィル君の芸術的なセンスを垣間見れ、初めて作成したマップとしてはとても良くできていると思います。フィル君はここで終わらずこのマップを改善することに興味を持ち、視覚的に興味を惹きつけることのできるマップを作成するにはどうすればよいのかという質問を私達に問いかけてくれました。
マインドマッピングをより効果的に行っていただくためのいつくかの重要でシンプルなTIPSがあります:
最も簡単な方法としてマインドマッピングをはじめる際にセントラルアイデアが創造力を制限しないような言葉を選択する必要があります。よりオープンに保つことで想像力が膨らみ、新しいアイデアを生み出す可能性も大きくなります。
セントラルアイデアに記載する文字を制限することでブランチを作成する段階で自由な発想と想像が可能になる余裕を持たせてください。
1ブランチ1単語のルールははじめは大きな制限のように感じるかもしれません。しかしながら、このルールは制限ではなく認識能力とインテリジェンスに爆発的な自由を与えるとトニー・ブザン氏は語っています。
「月曜日の放課後にサッカーの練習に行く」という文章を例に挙げてみましょう。「月曜日」という単語をもつブランチをまず作成します。その下に、「AM」と「PM」というブランチを2つ作成します。「AM」のブランチの下に「学校」やその他の活動を記載したブランチを作成できます。「PM」のブランチの下の階層には「帰宅」、「夕食」、「サッカー」などの単語を持つブランチを作成していくことができます。更に「サッカー」のブランチの下にサッカーにおける目標やトレーニングの目的、例えば「チームワーク」や「スピード」などの言葉を連ねていくことができます。
ひとつのブランチに記載する文字を1単語に制限したことで可能性が広がり、それぞれの考えに対して無限の探索と発想の機会が生まれます。
クリエイティブなマインドマップであればあるほど優れたマップといえます。このため、iMindMapperにはマップにできる限りの色とイメージを使用するように勧めています。「The Mind Map Book」の中でトニー・ブザン氏は「我々の脳はイメージや色に優れた反応を示す」と述べているようにマインドマップが賑わっているほど興味を引くマップになります。マップが賑やかになりすぎる心配はありません。いつでも簡単に後から編集できます。
このアドバイスの後フィル君はマインドマッパーとしての道をさらに究めるために工夫を行っていきました。フィル君のマインドマップを見て頂けば短期間での大きな飛躍に驚かされるはずです。鮮やかな色使いとイメージの利用、そして左右均整の取れたバランスのよいマップはフィル君の個性と独創性を引き立たせます。
ThinkBuzanではiMindMapが実際に皆様にどのように利用されているのかを教えていただけることを楽しみにしています。今回もフィル君とその母親のマーガレットさんとお話し、お二人がマインドマップを楽しんでいただけているのを聞くことができ大変嬉しく感じています。
「簡単に色鮮やかなマップを作成できることに息子と二人でとても驚きました。簡単に使えるので失読症の娘にもぜひ勧めてみたいと思っています。」とマーガレットさんは語ってくれました。
「計画を立てたりアイデアを書き留めたり、物語の下書きをしたり、色々なことに便利だと思いました。今週の宿題の計画だけでなく、習い事や友達との予定もマップにして印刷しました。」と語るフィル君がPCから離れることがあればの話になりますが・・・。
無償で利用できるiMindMap Basic をダウンロードして、クリエイティブな思考に魅了された 250,000,000 人のマインドマッパーの仲間に加わりませんか?最高位エディションの iMindMap 5 Ultimate を7日間お試しいただいた後に iMindMap Basic を引き続きずっとご利用いただけます。
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